日本BCP協会の認定インストラクター養成講座第4期の3回目をこのほど東京都内で開きました。講師はおなじみの山田英和税理士です。
今回は未来会計図表や利益計画、値引きの恐怖についての集中復習をしました。未来会計図表のポイントは一般的に粗利率と固定費の把握です。しかし、製造業などではこの原則が当てはまらない事例があります。そうなると、現状把握から将来の予測や計画立案をするのが難しくなってしまいます。この問題を解決するのが直接原価方式であることを再認識できたのではないでしょうか。
利益計画のポイントは、稼ぐべき利益を導き出して、どこにアプローチすると目標を達成できるか示すことにあります。決算書の数字を未来会計図表に移すだけでは従来の過去会計と同じです。これを未来に向けた図表に返還していく必要があるのです。
今回の講座で山田先生はロールプレイングの時間を設け、隣の席の人に対して説明をしたりグループ別に説明をしたりしました。1~3期の先輩たちが4期の会員に教えたりする光景があちらこちらで見られました。
こうして法人保険営業マンが時間とお金を投資して学ぶ理由、それは経営者に継続的な財務貢献営業をするためです。経営者と話す際の共通言語である「経営」や「財務」を身につけることで、会話が成立するのです。
人に教えることで自分がより深く理解できて成長するものですから、先輩たちにとってもいい機会になったようです。戦略法人保険営業塾もこの日本BCP協会もそうなのですが、会員同士がつながって教え合う、学び合う、そんな貴重な場所なのです。実際この3回目から入会した法人保険営業マン人もいますが、周囲の先輩たちが惜しげもなく手を差し伸べるなど、会場には温かいものが流れています。講座のあとも会場に残って教え合ったり歓談したりする会員が大勢います。こんな連帯感が魅力のの1つだと思っています。
そんな会場の空気を写真でお伝えできればと思います。