前回、最後に保険業界は固定給の無いフルコミッションの世界、「やればやった分」と言いますが、やらない(出来ない)人は生活苦となり退職をして他の職業に就き生活を維持しますが、赤字が続いたことにより多額の負債を背負い、その返済で苦しみます。
では、なぜ成績が低迷するのでしょうか?
ということを書きました。
今回はその続きです。
それは「在り方とやり方が悪い」からだと思います。自分の成績の為に過去の知り合いに保険販売を行い、契約をした後は用事が無くなり売りっ放しとなって顧客不満足の塊を作る。顧客不満足のビジネスに明るい未来は無く、人から嫌われて行く所が無くなり破綻していくのです。低生産性の保険営業者の悩みは、一律「行く所が無い」というものです。
高い目標:「3年目年収1億円」と達成手段:「貢献」
私の場合は、ソニー生命に転職をするとき、前職の部長が猛反対し、会社及び会社の顧客への出入り禁止とされたため、ベースマーケットは学生時代の友人くらいしかなく不安なスタートでした。ただ、過去の不甲斐ない人生を断ち切り、「後悔して人生を終わりたくない」との強い思いから「一日一生」で生きる事を決め、「自分への挑戦」と位置付けた転職でしたから、入社後一か月間の基礎教育を受講しているときに「3年目の年収1億円」と目標を決め、そこから逆算して毎月の生産性目標を手数料ベースで決め、達成手段として「一日に5人の社長と会うこと」を決めて営業を開始していきました。しかしながら、何の実績もない若造に経営者が会ってくれるはずもなく、悩み深く考えた結果、仕事のテーマをある事に決めました。
次回はその事について書きます。
戦略法人保険営業塾