未来というのはあくまで過去の延長線上にあります。したがって今、何かを変えないと、未来も変わりません。ではどういう手段を用いれば未来を変えることができるのでしょうか。その答えが、「継続貢献営業」です。「継続貢献営業」とは、付き合うべき経営者に長く貢献し、信頼してもらい全てを任せてもらうことです。多くの人が「新規契約」というものは「新しいお客さんから契約したもの」と勘違いしています。しかし、実はそうではありません。
例えば、50社の顧客を持った場合を考えてください。
継続貢献して信頼関係を築こうとするなら、月に最低1回は会うことになるでしょう。すると役員と従業員の退職金や相続対策、従業員の福利厚生制度などを新規で任せてもらうチャンスが生まれます。また、従業員に向けた福利厚生としてライフプランニングセミナーをさせてもらうこともできるかもしれません。50歳になった従業員にはリタイアメントプランの話を聞いてみることもできるでしょう。
それだけでなく事業承継対策や、オーナーの相続対策など、多くの面で新しい契約を期待できる関係が築けるのです。
保険の営業は、キャラクターに頼った営業だと再現性がありません。人となりは千差万別ですから、これは当然のことです。また個性に依存している営業だと、契約するまでは行けるかもしれませんが、その契約者とずっと長く付き合えるかというと、飽きられたらそこでおしまいということがほとんどでしょう。
私は「継続貢献営業」によって本質的な成功を実現することで、読者の皆さんにも正々堂々の豊かな人生を送ってもらいたいと思っています。
私は昔、「どうやったら紹介がもらえるのか」、「どうやったら保険契約ができるのか」そんなことばかり考えていました。だからこそ、売りっ放しにしたお客さんに対して電話がしづらくなることを知っています。
皆さんも覚えがあるのではないでしょうか。以前、私が街で偶然顧客に会った時、無意識に口を出た言葉は「社長、ご無沙汰してすいません」でした。
これでは売りっ放しにしていると認めているのも同然です。この時「これではまずい」と思い、私はやり方を変えたのです。
戦略法人保険営業塾
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