「保険業界を、人が憧れる良い業界にしたい」その想いを伝えます。


 私がソニー生命にライフプランナーとして入社したのは31歳の時、今から30年前の事です。その時に名刺を出したら警戒されたり、昔からの友達が居なくなったりしたことを今でも覚えていて、これほどまでに人から嫌われる業界なのかと愕然としました。


 入社して1か月間の基礎教育を受けているときに、他社の外務員の人から連絡があり「バーター契約をしよう」と言われました。「それは何ですか?」と聞くとお互いに保険を契約し合うというのです。そんなタコ足喰いのようなことが続くとも思えず断りましたが、何の為にそんなことをするのかと不思議に思いました。


 私の勤務した支社では、全ライフプランナーの営業成績が棒グラフで大きく貼り出され、毎月成績優秀者が表彰を受けました。そして年間の成績優秀者が会社から表彰され、海外への表彰旅行というのがあり私も毎年表彰を受けました。


しかしながら、成績不振者もたくさんいて退職を余儀なくされる、あるいは不祥事や顧客のお金に手を付けるなど犯罪に至る姿も何度か見てきました。保険業界は固定給の無いフルコミッションの世界、「やればやった分」と言いますが、やらない(出来ない)人は生活苦となり退職をして他の職業に就き生活を維持しますが、赤字が続いたことにより多額の負債を背負い、その返済で苦しみます。


では、なぜ成績が低迷するのでしょうか?

次回はそれを書きたいと思います。



戦略法人保険営業塾

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