法人保険シフトチェンジ講座の4月交流会がこのほど東京で開かれました。恒例の1分スピーチでも興味深い話が出ました。
「お礼状講座を受けてお礼状を2人に出したら、ご紹介をいただいた」
「顧問契約をいただくことができた。前回の交流会で沖野さんが教えてくれた図が効果を発揮した」
「法人保険シフトチェンジ講座の期別フェイスブックメッセンジャーで成果を上げている人の報告を読むと、焦るというより悔しい。気持ちを入れ直して頑張る」
「法人に保険を売れと会社で号令がかかり、でも誰も教えてくれる人がいない。インターネットでここを知って、フロントセミナーを受けて、受講したところ、2件のご契約をいただいた。手数料は600万円」
戦略法人保険営業塾の会員で、法人保険シフトチェンジ講座も受けたOさんが貴重な話をしてくれました。
Oさんは昨年マネジャーからプレーヤーに戻りました。しかし思ったようにご契約をいただくことができません。キャラ営業の権化と言われていたOさんが、です。学び直さないと駄目だなと思った時、「五島さんの顔しか浮かばなかった」そうです。Oさんは五島聡に「キャラ営業はいつか終わる」と言われていた意味を痛感しました。
こうして今年1月に「財務コンサルをやる」と決めました。決めた以上やるしかない。
戦略法人保険営業塾に復帰し、日本BCP協会の講座も受講し、「その映像を繰り返し繰り返し死ぬほど見た」と言います。あとは行動です。五島聡は1日5人の社長に会うと決めて行動しましたが、Oさんは3人と決めて真剣に行動しました。
Oさんは格付けを“武器”にしました。「格付けを改善して資金繰りを改善すれば会社にお金が残る」と言うと経営者が興味を示すというのです。面白いほど社長が寄ってきてくれたそうです。
ある会社の月額330万円の返済を50万円に激減させたことで、その社長から大きな感激と感謝をされ、紹介が広がったという話もしてくれました。継続貢献営業のすごさがここにあるのです。
Oさんは自分がつくったアプローチブックをわざわざ持ってきてくれ、参加者に見せてくれました。Oさんの企業秘密が詰まったアプローチブックを見ることができた参加者は本当にラッキーです。自分のノウハウを惜しげもなく共有するのが戦略法人保険営業塾や法人保険シフトチェンジ講座の風土ではあるのですが、太っ腹なOさんにあらためてお礼申し上げます。
会場からは具体的なノウハウについての突っ込んだ質問が相次ぎ、その全てに対してOさんは丁寧に明かしてくれました。参加者は、今すぐ使える大きなノウハウを得たはずです。
さて。
Oさんは締めくくりにこんな話をしてくれました。大変重要な観点なので採録します。
「失敗するのは当たり前。失敗してから考えればいい。自分に合わない経営者はこちらから断る。私たちが学んでいるこの分野は競合がいない」
顧客に貢献して社会を良くする一助を担う仕事をすれば本質的成功は必ずついてきます。