経営者に会ったときの自己紹介で重要なのは「私は何をする人か」「ほかの人との違いは何なのか」を明確に表現することです。
経営者にはビジョンアプローチをするよう私は提唱しています。これが現場での経営者とのコミュニケーションや保険ご契約で絶大な効果を挙げています。アプローチは話法やトークと言われるような表面的な言葉ではありません。経営者の核心を突き、経営者の考えを促し、言葉を引き出し、保険ご契約につながる方法なのです。
ビジョンアプローチのほか、事業承継アプローチや株価算定アプローチ、就業規則アプローチ、債権回収アプローチなどがあり、今月の戦略法人保険営業塾で会員の皆さんにお伝えしました。
とはいえ、事業承継や株価算定、債権回収などを全て自分ひとりで解決するのは難しいので、パートナーが必要です。士業と協業するために定期勉強会は有効ですが、どうすればいいか分からない人のためにサンプルを公開しました。提供価値の共有は重要プロセスです。士業と情報共有する際に必要なチェックシート「企業診断ヒアリング兼チェックシート」も公開しましたので、併せて活用してください。
このほか、2つのサンプル決算書をもとに、正確な現状把握から問題点の抽出、解決策の検討までのワークショップをしました。
塾の前後や休憩時間には会員からの相談が相次ぎます。最大限対応しますので、「決算書を借りてきたけれど問題点が分からない」や「社長に次回何を話せばいいのか」などなど、何でも相談してください。
塾のあとは会員同士の情報交換や歓談の場でもあります。横のつながりを作ることができる貴重な時間ですので活用してください。
12月は恒例の合宿(東京で2日連続実施するという意味です。宿泊先は各自で)です。