日本BCP協会は「中小企業を元気にし、日本を元気にし、人を幸せにする」という理念と「3万社の潰れない自己資本経営に貢献する」というビジョンを掲げ、この理念とビジョンに共鳴する会員に学びの場を提供しています。
山田英和税理士の熱い講義に、受講生は頭から煙を吐きながら食らいつきます。
今回は1期生の五十嵐さんから報告をしていただきました。
未来会計図表や資金別貸借対照表、年計グラフを五十嵐さんは経営者に口頭で説明したそうです。順番に説明していくと、その経営者は「ふーん」や「なるほど」と言っていたのですが、突然大きな興味を示したものがありました。そのデータを差し上げたところ、経営者は毎月自分で作成するようになったと言います。
以来、その経営者と五十嵐さんは財務をベースとしたミーティングをしています。
「ランチで初めて会って、未来会計図を書いてあげると、それだけで距離がぐっと縮まります」というのが五十嵐さんの手法です。このアプローチで計10人の経営者と毎月1回ミーティングをしているのです。
BCP協会で学ぶことで、経営者の財務参謀としての地位を確保できるという好例を五十嵐さんは示してくれました。