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 第3期のBCPインストラクター養成講座の第7回で、有料の財務コンサルティング受注プロセスについてお話ししました。受注の流れを知り、実際に銀行格付けと財務分析診断書をつくってみることで、受注の自信がつきます。

 銀行格付けを算出することで、債務者区分がどうなっているのか分かります。現状把握することで問題抽出ができるのです。銀行の目線で私たちも企業を見ることができます。

 今回は会員のみなさんにパソコンを持ってきてもらって、こちらが用意したサンプルを使って、実際に算出してもらいました。財務分析診断書をつくることができるツールはエフピーステージが開発したもので、会員に開放しています。 

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 続いて本橋さんが経営継続計画書について説明しました。経営継続計画書は金融機関が必ず確認します。それだけに押させるべきポイントがあります。

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 この経営継続計画書はオリジナルで、実際に金融機関に提出できるものです。A3用紙1枚に盛り込んだ経営継続計画書を使って経営者に財務貢献できます。

 以上のような技術は法人保険営業の「コツ」と言ってもいいかもしれませんし「ノウハウ」や「スキル」と言い換えてもいいかもしれません。しかし、いずれにしてもしっかりと勉強しなければ身につくものではありません。

 経営者の財務参謀として貢献できるためには、勉強が欠かせないのです。

 日本BCP協会は「中小企業を元気にし、日本を元気にし、人を幸せにする」という理念と「3万社の潰れない自己資本経営に貢献する」というビジョンを掲げ、この理念とビジョンに共鳴する会員に学びの場を提供しています。