日本BCP協会は「中小企業を元気にし、日本を元気にし、人を幸せにする」という理念と「3万社の潰れない自己資本経営に貢献する」というビジョンを掲げ、この理念とビジョンに共鳴する会員に学びの場を提供しています。認定試験に合格すれば、インストラクターとして活躍する道が開けます。

 今回はキャッシュフロー計算書について。講師は山田英和税理士です。


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 山田先生はキャッシュフロー(CF)の重要性をこう語ります。

「会社を倒産させるものはいくつかありますが、まずPLではなくBSです。しかしBSにたどり着く前にCFが会社をつぶします」

 キャッシュフロー計算書は財務諸表に含まれるそれではなく、中小企業の経営に役立つものを身につける必要があります。

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 キャッシュフロー計算書は、
(1)営業活動によるキャッシュフロー(直接法と間接法の選択が可能)
(2)投資活動によるキャッシュフロー(直接法)
(3)財務活動によるキャッシュフロー(直接法)
 の3つに大別できます。

 こう書くと混乱してしまいそうですが、山田先生は「この表を覚えれば95パーセントは解決する」という「キャッシュフローの極意」表を示してくださいました。

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 このあとは実際にキャッシュフロー計算書の作成です。決算書のサンプルを基に、計算書を作っていきます。

 日本BCP協会の認定インストラクター講座受講者は法人保険営業マンが大勢を占めています。法人保険営業マンが財務の知識を“武器”に、中小企業を「潰れない自己資本経営の会社」にするお手伝いをすることで、経営者の財務参謀として絶大な信頼を得ることができるようになります。